子育ては目が離せない!! ~ぼっくるん隊ヒヤリ・ハット体験~

子育ては目が離せない!!
~ぼっくるん隊ヒヤリ・ハット体験~

公開日:2017/04/24

作成者:へびのすけ

子育て中って本当に目が離せないですよね。でも、気を付けていても怪我をしてしまったり、危なかった!という経験は誰にでもあることと思います。今回はぼっくるん隊メンバーからの体験報告です。それぞれがその都度、なぜ起きてしまったかと状況を振り返り、親としての反省も語っています。ひやっとしたり、はっとしたことを共有し、大人が気をつけて、子どもの怪我や事故が減ればいいなあと思います。

トレーをかじって食べた!?

「娘1歳くらいのとき。袋入りのお煎餅などが入っている透明トレーを知らぬ間にかじっていた。トレーを見ると端っこ部分が欠けて無くなってる!!と慌てて救急車を呼んでしまった(ひとり目の子で心配しすぎました)見た感じ元気だったし、病院に着いて先生に診てもらって欠けた部分もかなり少ないし、うんちで出ると思うと言われ安心して帰宅。何を食べるか本当にわからないなぁとそれからはだいぶ注意して見るようになった。

レゴブロックが鼻に!とれない!!

「次女3歳(鼻に異物)。レゴブロックの一番小さいパーツ(直径7~8ミリの赤いお花の形)が「鼻に入っちゃった」と泣き出す。よく見ると鼻の奥に赤いものが見える。このとき19時。救急に電話するが、「耳鼻科医が帰ってしまい無理。情報センターに聞いてみて。ただし耳鼻科は特殊で、診てもらえるところがあればラッキー」という。埼玉の情報センターは「耳鼻科はありません」と即答。東京の情報センターに電話すると、東京消防庁のデータベースをもとにいくつか見てくれて、近そうなところとして西新井・葛飾区などを教えてくれました。西新井病院に問い合わせると初めて話を聞いてくれ、看護師さんが医師に確認を取ってくれる。耳鼻科医はもういないが、脳外科の先生が診てくれることになり、早速3人(上の子も同行)で行ってみる。20時過ぎ、無事摘出。」

 子どもの誤飲事故って本当に多い

何でも口に入れる赤ちゃん時期から、だいぶ大きくなった頃でも子どもの誤飲事故って本当に多いのだと思いました。母子手帳の巻末にチャイルド・マウスと呼ばれるこの位なら飲み込まれてしまうよという目安の用紙も付いています。だいたいトイレットペーパーの芯位の大きさのものが危ないようです。

子どもを乗せたまま自転車が転倒!!

korobu_kodomo[1]「長男が2歳1ヶ月の時、子ども乗せ前カゴ付き自転車に乗ったまま自転車ごと転倒。自分の上の前歯で下唇をざっくり・・7針縫いました。原因は荷物を降ろす間、長男を乗せたまま停めた自転車から目を離した私の過ちで、今でも長男の唇の傷痕を見るたびに後悔しています。」

お風呂の蓋から落ちる!?

「息子10ヶ月くらいのとき。上の子と私と息子でシャワーを浴びていて、お風呂の湯船の上に置いてある板にちょっとだけ置いてタオルを取ろうとしたら、いきなり動いて下に落ちた。蓋は半分しか閉めてなかった。湯船にお湯は無くて下の固いところに落ちたので焦った。お湯があったとしても焦ったと思う。かなり泣いたけれど、泣き止んでからは普通にしていたので特に病院には行かず。息子はとにかく動きが激しく、いろいろな所からよく落ちた。上の子の時は大丈夫だったから…が通用せず、それからは注意深くなった。

抱っこひもで足元が見えず…

「息子10か月。抱っこ紐で支援センターに行く途中、信号のない横断歩道がありました。私がまだ横断歩道に近づく前から停車して待っている車があり、後ろにも車が並び始めました。慌てた私は急いで横断歩道を渡ろうとしたら、普段より斜めに横断歩道に侵入したらしく、縁石につまづいて、横断歩道の真ん中で転びました。もちろん子どもは私の体の下敷きに。あわてて引き返し、救急病院に行きますが、一向に見てもらえないので、かかりつけ医に電話し受診。レントゲンを撮ってもらい大丈夫でした。抱っこ紐は下が見えないから日頃気を付けていたのに、それからは怖くなって外出はなるべくベビーカーで行くようになりました。」

 子どもが一人で転倒するよりも…

歩き始めてから子どもが転ぶことはもちろん多く、見守りは必要ですが、それよりも抱っこの時期や自転車での注意も必要だということがわかります。

子どもに鍵をしめられ、家に入れない!!

「息子2歳くらいのとき。保育園に迎えに行ってスーパーへ寄った後、家の中に入って、鍵につけているキーホルダーがないことに気が付く。落としたかなと思って廊下に出たとたんに後ろから追いかけてきた息子にガシャンと鍵を閉められる。鍵を開けるように大声出すが、閉められるのに開けられない状態で、ついには大泣き。私は何も持っていなかったので、近所の人に携帯を借り管理会社に問い合わせるが、鍵交換になり到着まで1時間位かかるという。しかたなく玄関先で声を掛けつつ、主人に帰ってきてもらうことに。約1時間、途中で声が聞こえなくなりかなり心配しましたが、ベッドで泣きながら横になっていました。日頃鍵をガチャガチャやっていたのに、子どもが鍵をしめてしまうかもしれないという危機感が足りなかったと反省。」

 締め出しはよくある事件!!

他にもベランダから締め出された等、小さい子がいると意外にもあるある事件だということが、今回わかりました。ほんの少しでもドアから離れるときは家の鍵を持とうと思います。

ストーブに手を…!

「娘が1歳1か月頃。実家での話。すでに歩けていた娘は、灯油ストーブの天板に手をかけて立ち上がってしまい、手のひらに火傷をしました。娘は触ると熱いということがわかっていなかったし、私は実家で過ごす時に危険を防止する措置をしなかったことなど反省しました。近寄れなくする柵を買い対応しました。幸い火傷は痕もなく治っております。」

ポットが倒れた!!

「長女と私の2人で実家に遊びに行き、両親と一緒にダイニングで話し込んでいたときのこと。娘は卓上用ポット(湯沸かしポットではなく、沸かしたお湯を保温しておく小型のポット)が珍しいらしく、蓋をかちゃかちゃいじっているなーとは思っていたのですが、ロックがあるから出ないだろうと思っているうちに倒してしまいお湯が流出。娘の手にかかってしまいました。すぐに40~50分ほど水で冷やしてから病院に連れて行ったところ、たいしたことはなくて済みましたが、大人が3人もいたのに反省。自分以外にも大人がいると却って油断してしまうこともあるのかも。※このとき、子どもの保険証も持っていなかったので、後日改めて保険証を持って病院に行く羽目に。それ以来子どもの保険証も母子手帳ケースではなく財布に入れて持ち歩いています。」

 自分以外に大人がいると安心してしまう

どちらのやけども軽くて幸いでしたが、自分以外に大人がいると油断してしまう気持ち、よくわかります。上記以外にも、迷子、車中閉じ込め、勝手に包丁でにんじんを切っていた等々、ぼっくるん隊からたくさんの事例が出ました。怪我をしても今は元気だから笑って話せますが、きっとみんな、その時は心配したり落ち込んだりと大変だったはず。私自身は、反省からの落ち込みが激しく、こういうことがあったと周りにも話せない状況でした。でも、情報を共有することで、周りの事故を防ぐことになるかもしれないと思ってからはなるべく周りに話すようにしています。
子育てコンパスにも、もしもの連絡先が載っているので参考にしてください。

2017年3月29日
作成者:へびのすけ