公開日:2019/07/13
作成者：福まる
子ども食堂ってご存じですか
最近よく耳にする子ども食堂。一体どんなところ？誰が運営しているの？
福まるも興味はあったものの行ったことはありませんでした。
| 「子ども食堂」とは・・地域の大人が子どもに無料や安価で食事を提供する、民間発の取り組み。貧困家庭や孤食の子どもに食事を提供し、安心して過ごせる場所として始まった。最近は、地域のすべての子どもや親、地域の大人など、対象を限定しない食堂が増えている。 （朝日新聞DIGITALより1部抜粋） |
草加市には現在2～3団体ほどが地域で子ども食堂を開催していると聞いたことがあります。その中でも今年4月にオープンしたばかりの「こども未来食堂マイカ」さんへ、7歳と4歳のわんぱく姉弟を連れて行ってきました！マツリーヌさん親子も同行してくれましたよ。
開催場所はここです
場所は瀬崎コミュニティセンターの定員200名の集会室です。子ども食堂は子ども一人でも食べに行ける場所とあって、子ども同士で来ている子が多かったです。
貼り紙には子どもたちへ、スケジュールや決まりごとが書かれていました。
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4：00 名簿に名前を書いてから入場。その後は宿題をやったりおしゃべりしたり、遊んで過ごしてね。 5：15 食事タイム 配膳台のところでトレーを取って、食事をトレーに乗せてもらい席について「いただきます！」ごはんが終わった人から片付けをして、後ろのスペースで遊んでね。 6：30 かたづけタイム 机やいすなどかたづけます。みなさん、手伝ってくれるとうれしいな。 ☆食事が終わっていない人は和室へ移動、お迎えを待つ人は会議室へ集合してね。 |
保護者の方へお手伝いをお願いする貼り紙もありました。エプロンは貸してくれるので、配膳やお皿洗い、席への誘導などできることは大人もやろう！というスタンスです。
☆6月のメニュー☆
メニューは月替わりです。6月はビビンパ風三色丼、なめこの味噌汁、野菜の浅漬け、イチゴのクッキーでした！
福まる親子も名簿に名前を記入し、おとな分の参加費300円を支払いました。なんと子どもは無料です！！(中学生以下とボランティアの高校生・大学生は無料です)
その後、列に並んでトレーにごはんを乗せてもらいました。我が子は偏食＆小食なので心配でしたが、配膳の皆さんが忙しい中でもわがままを聞いてくださり、減らしてくれました。
※食いしん坊のお子さんも安心してくださいね！数に余裕があるものはおかわりできます。
私たちが行った時間は6時半近くだったので和室で食事をいただきました。
集会室から移動してきた人たちで、和室もあっという間にいっぱいです。とにかくみんなが元気で、にぎやかで楽しそうでした。
我が子たちもマツリーヌさんのお子さんと子どもだけで場所を取って食べ、おかわりの交渉も自分たちでしていました。子どもたちが主体となって動けるって、お店ではできない体験ですよね。
朝9時から準備
お料理は瀬崎コミュニティセンターの調理室で、朝9時から運営メンバーとボランティアさんで作り始めます。
片付けが終わるのが夜の9時。1日がかりで準備されているんです。
写真は夕方お片付けが始まった時間帯に撮らせていただきました。
「こども応援団マイカ」代表の浜薗さんにインタビュー
Ｑ１、運営している人ってどんな人たちですか？
浜薗さん：運営メンバーは全部で4名。全員がフルタイムで働くお母さんです。家事と仕事の隙間時間に、活動目的や方針を納得できるまで話し合っています。
Ｑ2、資金はどうしていますか？
浜薗さん：「子ども食堂」の運営は、皆様のご協力やご支援が欠かせません。ご寄付や年2回行うフリーマーケットの売上金で賄っています。今年度は「草加市ふるさとまちづくり助成金」をいただきました。
Ｑ3、子ども食堂開催にあたって困ったことや大変だったことはありますか？
浜薗さん：開催する場所がなかなか見つからず、苦労しました。瀬崎コミュニティセンターの館長さんと出会い、とてもいい方で大変お世話になっています。
Ｑ4、材料の調達はどのようにしていますか？
浜薗さん：ご寄付と購入です。おいしく食べてもらえるよう、ほとんどが手作り。調理にもこだわっています。
Ｑ5、「こども応援団マイカ」とはどんな団体ですか？
浜薗さん：こども応援団マイカは、4年前に地域の子どもたちの孤食や貧困、保護者の多忙等の問題を目の当たりにし「地域で子どもを育てよう！」をスローガンに活動を始めました。そして3年間の構想が身を結び、今年4月に「こども未来食堂マイカ」をオープンしました。子どもたちが家族でもない学校でもない「地域社会」の中でさまざまな体験や価値観に触れることで、自己肯定感を感じることができると考えています。
【浜薗さんから皆さんへ】
「こども未来食堂マイカ」は「子ども専用食堂」ではありません。
課題を抱える子どもだけでなく、子育てについて話したいママや子どもと遊ぶことで元気をもらいたい高齢者の方、人生の先輩からアドバイスをもらいたい若者など多くの皆さんにとっての地域の居場所を作っていきたいと思っています。
安心安全な開催と多くの子どもやお母さんに寄り添うことができるよう、これからも継続していきたいです。
こども未来食堂マイカさんへ行った感想♪
◆福まる：子どもたちがとってもにぎやかで楽しそうで、こんな風に月に1回でも食事ができるっていいな思いました。普段孤食だったり、コンビニ食だったり、食べることすらままならない、そんな子どもが中にはいるかもしれません。100人を超える子どもたちに紛れてしまえば、そんなことわからないのです。みんなでワイワイ楽しくご飯を食べ、その後も公園で遊んだり宿題をやったり。自由に安心して過ごせる場所って本当に貴重だと思います。
マイカさん、ボランティアの皆さんへは感謝の気持ちでいっぱいです。ぜひともこの素晴らしい活動を続けて欲しいですし、私にできる寄付があればしたいと思います。そしてまた子どもたちと一緒に行きたいと思います。(写真は瀬崎コミセンの目の前の公園です)
◆マツリーヌさん：子ども食堂が新しくオープンしたと聞いて、8歳の長女と楽しみにしながらおじゃまさせていただきました。
まだ始まって数回目の開催との事でしたが会場に入ったら想像以上に賑わっていて、子ども達は慣れた感じで各々の時間を楽しそうに過ごしていました。
長女もお友達と一緒に夕ご飯が食べられるのが嬉しそうでした。
地域に寄り添ってくれるマイカさんの運営メンバーとボランティアさんのおかげで、たくさんの人たちがお腹も心も満たされてとてもありがたい取り組みだと思いました。
またお友達を誘って親子で遊びに行きたいです。
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【ご寄付のお願い】 併せて活動資金のご支援もお願いします。 |
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| こども未来食堂 マイカ お問い合わせ |
080-9806-9694 |
| 開催日時 | 毎月第3月曜日 午後4時から午後7時 |
| 参加費 | 子ども無料 (中学生以下＆ボランティアの高校生・大学生無料) おとな300円(子どもの保護者)※幼児は保護者同伴でお願いします。 |
| 場所 | 瀬崎コミュニティセンター1階集会室 |
| https://www.facebook.com/kodomomica/ (こども応援団マイカ) | |
取材日：2019/6/17
取材者：福まる・マツリーヌ
作成者：福まる
