草加市内の幼稚園は魅力がいっぱい～いなり幼稚園編～｜そうか子育て応援・情報サイトぼっくるん

公開日:2015/12/28

作成者：はな

サクラやボダイジュ、サザンカ、キンモクセイ……、たくさんの木々が生い茂り、豊かな自然に恵まれた『いなり幼稚園』。在園児のママに園の自慢できるところを尋ねると、やはり「自然の多い環境がいい」との声が。さらに「愛情豊かな先生方に見守られ、子どもたちが穏やかで優しい心に育っている！」と多くの声があがりました。『いなり幼稚園』では、「心を育む」ということを大切にしているようです。どんな心の教育をしているのでしょうか、伺ってみましょう。また、幼稚園の魅力をたっぷりお伝えします！

うちの幼稚園、ここが一番！

まずは、在園児の保護者に聞いた、「幼稚園の魅力」をいくつか紹介します。圧倒的に自然豊かな園の環境と先生方への評価が高かったです。

◆「園内には自然が多く、また、のびのびとした園風が気に入りました。少人数制で、園児一人ひとりを大切にしてくれるところも魅力です。先生方がステキな笑顔で気持ちよく挨拶をしてくれます！　先生方の人柄にも惹かれますね」（花水木さん）

◆「先生方が常に温かく、心のこもった対応をしてくれるので、子どもも思いやり深い心が育まれそうです。１つ１つの行事を先生と園児が一体となって作り上げているので、団結力も強いです！」（スマイルさん）

◆「先生方はもちろん、園長先生まで園児一人ひとりの名前ばかりでなく、性格や気持ちまで理解してくれているので、安心して通園させることができています。自然が多く、園全体が温かな雰囲気なので、子どもたちはとてもいい環境で過ごせていると思います」（キティさん）

日本の四季を身近で感じ、六感を研ぎ澄ませる

『いなり幼稚園』は不動明王を本尊とする「明学院」と同じ敷地内にあります。イチョウやモミジ、マツなど様々な種類の木々が植えられ、子どもたちは、春は花びらを集め、夏は新緑が持つ力強いパワーを感じ、秋は木の実や落ち葉拾いを楽しんでいます。

「夏はセミの抜け殻を探したり、素足になってどろんこ遊びをしたりすることも。植物はもちろん、大地や昆虫とも触れ合うことで、遊びながら、六感（目で見て、手で触れて、耳で聞く、鼻でかぐ、味わい、心で感じる）が研ぎ澄まされることでしょう」と園長の鈴木禮子先生。

現在、新園舎を建設中で、28年4月からは、明学院に隣接する新園舎に通うことになります。季節の移り変わりを身近で感じられるうえに、園舎が新しくなり、より恵まれた環境に。

現在建設中の園舎です。光がたっぷり降り注ぐ１階建。

先生方の声かけによって豊かな心を育む

どろんこ「声のかけ方ひとつで、子どもたちだって気持ちよく動けるんですよ」
心に響く言葉をかけることで、子どもたちの心が養えると鈴木先生はおっしゃいます。
「みんなよりちょっと行動が遅い子には、『早く！』とせかすことはせず、『みんなが待っているよ』とか『おかえり』って声をかけるのです。子どもたちがざわついて話ができないときは、『シー』とか『お口チャック』とはしません。『先生の話を聞いてくれる？』って子どもたちに呼びかけるのです。すると子どもたちが『いいよ～！』って、真剣なまなざしを向けてくれます」

子ども同士のけんかには、双方の話をしっかり聞くとか、叱ることがあっても、決して叱りっぱなしで帰さないといったように、日々の園での生活を通して、しつけや心の教育に努めているようです。

朝マラソンで体力と集中力、忍耐力を養う

P1060173 体操や体育に力を入れ、週２回は時間を設けています。そのうちの１日は専任講師が指導にあたり、リズム体操やマット、とび箱などの運動器具を使い基礎体力を養います。また、毎日３分間の朝マラソンを行っています。体力が向上し、外遊びをしてケガをする子が少なくなってきたとか。さらに忍耐力がつくのはもちろん、集中力まで高まるようです。
「朝から思い切り身体を動かすことで、その後、子どもたちの話を聞く姿勢がとても良くなりますね。ワークブックや工作をしても、集中して取り組めるようになります」
と、鈴木先生。小学校入学後も学習態度が良く、小学校の先生方からも評判がいいようです。