「みんなとママのわ」に参加して悩みを打ち明けてみよう

「みんなとママのわ」に参加して悩みを打ち明けてみよう

公開日:2016/11/25

作成者:福まる

「みんなとママのわ」って?

2016年4月「みんなとママのわ」が出来ました。
言語聴覚士である横田 早吾子(よこたさわこ)さんが、子育てに悩んで孤立しているママたちのために、みんなで育て合い・支え合う活動をしたいと始めました。
‘‘子どものためのサポートはもちろん親のための支援もしたい、悩んで孤立しがちな親たちを出来るところで長く支えたい‘‘と願っています。子育てをしているといろいろな悩みが成長によって出てくると思います。そのことで親自身も自分のことを振り返ったり、自分はちゃんと出来ているのかなと不安になったりします。
私もそんな一人で、悩みを話せる人に出会えたのもママのわでした。みんなに、誰かに、聞いてもらえるってとても力になると思います。

現在、がんばるみんなの会ピアサポートミーティング学習会など発達段階や年齢に合わせて、様々な会を開いています。場所日時Facebook・ホームページ(下記参照)草加市の広報でお知らせしています。

「みんなとママのわ」Facebook
https://www.facebook.com/minnatomamanowa/?fref=ts
※写真は代表の横田さん

どんなことをしているの?

「がんばるみんなの会」
そのままの自分を受け入れながら、頑張る力をつける仲間作りの場所です。
ベーブレード・音楽ゲーム・アニメ好きが集まります!
言葉の専門家から友達との上手なコミュニケーションの取り方・自分に合った勉強方法等の相談時間も、希望者にはあります。
参加費300円(初回無料)
対象は小学生以上ならどなたでも(親子で参加OKです)
「子育てプチセミナー」
11月のテーマは「ことばを育てる関わり方」
どんな関わりがことばを育てるか、ことばの専門家(言語聴覚士)から、お家で取り組みやすい工夫などを、お話しします。
参加費300円 保護者対象
「ピアサポート・ミーティング」
参加の仕方は自由です。
話をするだけ、話を聞くだけ、アドバイスをもらう事もできます。
子育ての悩みや不安を一人で抱えず、みんなで支え合い、育て合いませんか(^ ^)♪
参加費100円(初回無料) 保護者対象 ※セミナー参加者は無料です。
★「学習会」
日常の困っている事などを具体的に上げていきながら、
子どもの視点を理解して、お家で無理なく出来る工夫を考えます。
定員5名
参加費500円 未就学児保護者対象

現在、この4つのグループが中心です。横田さん自身は児童発達支援の事業所や地域療育センターなどで働きながら、様々な活動をされています。わたくし福まるは、そんな横田さんの活動をぜひ皆様に紹介したく、記事にしました。
今回、「がんばるみんなの会」と「子育てプチセミナ―&ピアサポート・ミーティング」に参加してきました!

がんばるみんなの会

2016年10月15日(土曜日) 15時~16時半 アートフェリス6階中央部屋にて。

この日の参加者は大学生2名と中学生1名、小学生5名でした。大学生2名は自閉症スペクトラムやADHD(注意欠陥・多動性障がい)の診断を受けながら普通学級から大学へと進学してきた経緯があります。中学生1名は不登校でしたがこの会に参加し始めてから少しづつ学校へ行ける時間が増えているそうです。
大学生がいろいろな遊びを提案してくれます。懐かしの人生ゲームや坊主めくり、フリスクケースを使った工作、JENGA(木のおもちゃで順番に積み上げていき、倒れるまで競う)など、懐かしいものから今どきのものまでありますよ。

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←写真はJENGAを楽しむ横田さんと小学5年生の男の子。

後ろでは、人生ゲームや坊主めくりを楽しむチームがいます。
自由な空間で、それぞれが好きなことをして過ごします。

 

dsc_0600→こちらはフリスクケースを使った工作。フリスクケースの中に重りを入れて戦わせます。昔の消しゴム落としというゲームがヒントになっています。小学生たちは真剣に作ります。4歳娘も絵を一生懸命描いて、私が切り抜き、フリスクケースに貼り付けました。※写真は横田さんの息子さん(小学生)の作品です。

 

一人で本を読む日があってもいい、みんなとゲームに参加してもいい、あるがままでそこにいられる時間って貴重かもしれません。たとえ学校に行けなくても、ここに来て楽しめたらそれだけで大きな一歩ではないでしょうか。遊びはその日によって自由です。遊びたいものがあれば、持ち込みも可能です!

子育てプチセミナー「ことばを育てる関わり方」

2016年11月18日(金曜日) 10時~10時半 松原ミニコミセン和室1と2

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今回初めてのセミナーが開催されました。子どものことばについて悩んだとき、どうしたらよいかを横田さんが具体的にお話してくださいました。
例えば、多動性のある子の特徴について。ことばの育ちがゆっくりめになってしまうのは、人の声に注意を向けているのが難しく、動くものや大きな音の方のする方へ気持ちがそれやすいから。また家では親の言うことが理解でき指示が入る子でも、まだ慣れない幼稚園・保育園では入らない子がいたりする、そういう場合は児童発達支援(未就学児で発達に心配のある子が通う場所で草加市にも支援センターを始め民間の事業所がいくつかある)などを利用して、規模・人数が小さい集団に慣れて自信をつけてあげるといい。(スモールステップで力をつけてあげる)
ことばは大人の真似から始まる。音の真似は難しいから、最初は大きな動作から始めて小さな動作を真似て、そこから顔に注意を向けながらおしゃべりの練習につなげていく。などなどここには書ききれないくらい、いろんなことを教わりました。とても勉強になりました!

ピアサポート・ミーティング

2016年11月18日(金曜日) 10時半~12時 松原ミニコミセン和室1と2

セミナーの後はピアサポート・ミーティングです。こちらでは自由に話が展開されます。参加者のママたちが日ごろ心配していること、悩んでいることを話し合います。そして横田さんからの的確なアドバイスがもらえます。今回は幼稚園のこと、相談支援事業のことなど次々と話題が尽きず、12時を過ぎるくらいでした。

小学校に上がる前、未就学児の今、何が好きで何が得意でどんなことが苦手なのか、その子の形が最もはっきり出る時期だと横田さんは言います。子ども自身が好きだな・楽しいなと思うことをしているときは脳が覚醒し、夢中になります。そこに親から褒めることばや応援することばをかけることで、さらにそのことが好きになり得意なことになっていきます。ついつい苦手を克服させようとしがちですが、好きなこと・得意なことを伸ばしてあげることで将来の職業につなげてあげられることもあるようです。

そのためには日ごろからの会話がとても大切!子どもに親へ伝える力・話す力を付けさせる意味もあります。
幼稚園でどんなことをしているときが楽しいか、どんな遊びが好きか、苦手なことややりたくないことは何か・・など。

私はこの日の帰り道、いろいろと反省しました。もっと娘と向き合おう、会話しようと。
ついつい言い争いや喧嘩になり、きちんと話を聞けていなかったなと思いました。
最初はポツポツとしか話してくれなくても、段々話してくれるようになるみたいなので頑張ります。

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12月のプチセミナー&ピアサポート・ミーティングも松原ミニコミセンで行われます。畳敷きの広いお部屋なので小さいお子さん連れでもゆっくり話せますよ(^^♪線路の高架下にあり、松原団地駅から新田方面にまっすぐ、カインズホームの近くです。

ぜひ一度参加してみてください。発達障害、グレーゾーン、そうでない子のご両親、どんな方でも大歓迎です。お子さん連れで参加できますし、横田さんにお子さんの様子など見て頂きながら、お話を聞くことも出来ます。fb_img_1479470771142

 

 

☆今後の予定☆

詳しい日程・場所はFacebookホームページをご覧ください。それぞれ月に1回のペースで開催されています。
このほかに保護者対象の「学習会」も行っています。
それぞれ予約無しでも参加できますが、予約して頂けるとスムーズです。予約は氏名・連絡先を記入してメールをお願い致します。(アドレスは下記参照ください)

2016年11月26日(土)「がんばるみんなの会」14時~16時半@アートフェリス(特別養護老人ホーム)6階 中央部屋

2016年12月12日(月)「子どもの育つ力を支える」セミナー&ピアサポート・ミーティング10時~12時@松原ミニコミセン

2016年1月20日(金)「小学校の先生への対応の仕方」セミナー&ピアサポート・ミーティング10時~12時@松原ミニコミセン

みんなとママのわは始まったばかりです。これからも皆様のいろいろな要望などを参考にしながらパワーアップしていくと思います!

「みんなとママのわ」Facebookhttps://www.facebook.com/minnatomamanowa/?fref=ts

ホームページhttp://mamanowa.webnode.jp/

予約先メール:mamanowa@hotmail.com

 

取材日:2016年10月15日
2016年11月8日
取材者:福まる *あき*
作成者:福まる