児童センター・児童館へ遊びに行こう !(^^)!【新栄編】

児童センター・児童館へ遊びに行こう !(^^)!【新栄編】

公開日:2015/04/28

作成者:ともぞう、*あき*

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草加市の児童センターの様子をお届けしている連載企画第4弾、今回は川口市に隣接した草加市の北西部の端にある、新栄児童センターです。

新栄団地内にある新栄児童センターは、平成25年7月より児童クラブ(学童)が近くの新栄小学校へ移ったため、現在は児童センターのみの運営となっています。
安心できる遊び場として、午前中は乳幼児親子が、放課後は主に小学生が訪れて楽しい時間を過ごしています。
土曜日のイベントには老若男女問わずに楽しめる企画を実施し、地域の方たちとの交流も盛んです。

☆頭も体も使う楽しい遊びでリフレッシュ!『バルーンアート』

小学生向けの企画として人気だというバルーンアートの日に、幼稚園児の我が子も連れてお邪魔しました。

放課後、時間になると少しずつ図書室(広いお部屋で、遊び道具も充実の品揃え!)に子どもたちが集まってきます。
好きな色の風船を選び、まるで友達同士のように気心の知れた先生に教えてもらいながら形を作っていきます。

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プードル、ネズミ、ウサギといった動物をはじめ、男の子に大人気の剣などたくさんの作品ができていきます。
空気の入れ具合や風船のねじり方など、ちょっとの加減で風船が割れることもしばしば…。はじめのうちはそんな緊張感もありつつの雰囲気でしたが、慣れてくるとおしゃべりをしながらでも作れるようになっていて、子どもたちの度胸と器用さに感心!
黙々といろんな種類の形を作り上げる子もいれば、広いお部屋で汗だくになってチャンバラごっこを楽しんでいる子もいたりと、のびのび自由に遊んでいました。
作った作品は各自でお持ち帰りできるのも嬉しい♪我が子も家に帰ってからもしばらく遊んでいました(^^)

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☆乳幼児の取り組みについて

乳幼児向けの企画は、主に未就園児親子が参加できるよう午前中に実施しています。隣接する川口市の方の利用もあり、草加市内に限らず近隣の地域全体で交流を深めているとか。親子でのふれあいを何より大切に、またケガのないように配慮しています。
体を動かす内容が多い幼児のイベントは基本的には館庭で実施していますが、雨天の際は図書館で行っています。ママサロン「もくば」では(相談や親睦を深める趣旨もあり、)二階を使用することもあります。
また、市内の児童センターの中では唯一、夏に屋上での水遊びが開催されているのも大きな特色です。
どこで活動していても、この道のベテランだという須藤先生がギターを弾きながらあたたかい眼で見守ってくれている姿はもはや新栄児童センターの名物になっているそうです。

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◇◆◇ 関連ページ ◇◆◇
乳幼児の親子が遊びに行ける、主に公共施設を紹介しています。
児童館・児童センターのパンフレットを見ることができます。
行きたい>交流・遊び場>草加市、公共施設などの事業>乳幼児の親子

☆小学生の取り組みについて

遊びを通してあいさつや社会性、仲間作りができるようになってほしいという思いで基本的には叱ったり止めたりしませんが、ケガだけはないように十分に気を付けて見守っています。
四季折々の季節感を意識しつつ、やったことのないものや興味が持てることが何か、またマンネリ化しないように考えてイベントを実施しています。切り絵、流しそうめん、伝承遊び、編み物、ふれあい囲碁・将棋、水遊び、わりばし鉄砲等々…専門の先生を招いて人数制限を設けて予約制で実施することもあります。
なお、イベントがある日でももちろん図書館や体育室の道具を使って自由に遊ぶことができ、この日も卓球やけん玉、オセロなどで遊ぶ子どもたちの姿が多く見られました。

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◇◆◇ 関連ページ ◇◆◇
あそび場の毎月のお便りを見ることができます。
児童館・児童センター便りでは、小学生向けのイベントを紹介しています。
トップページ>あそび場などのお便り

☆小学生以上の遊びで、今流行っていることは?

IMG_0857こま回しやビー玉うつし、編み物などの昔ながらの遊びが安定の人気だそう。
図書室の一角にはそれらの道具がぎっしり置かれていました。
また、定期的にさまざまな種目の大会が開催されていて、特定の大会にだけ必ず参加する子どももたくさんいるとのこと。
特に人気の高いマンカラは、参加賞や優勝者への景品を用意した大会とあって、その日ばかりは実力勝負…と学年や年齢を問わず大いに盛り上がるそうです。お話を聞いているだけでも熱い戦いが想像でき、いつか大会の様子もお届けできたらいいなぁと思いました。

 

☆新栄児童センターのここが素敵!

『新栄児童センターやります!3つのポイント』

1、利用者をお迎えします
<「こんにちは」「またきてね」など、年齢に応じた言葉を用いて笑顔で声掛けをいたします。>
2、利用者の身になった対応をいたします
<安心・安全な場の提供及び健全な遊びの提供をいたします。>
3、チームワークで応対をします
<職員同士の情報の共有と連携を図り、市民対応の向上を図ります。>

この三本柱をいつも心掛けながら子どもたちと接しているそうです。

また「子どもたちに夢を!!」をモットーとしている、とのこと。
明るい未来のために少しでもその手助けができれば…という気持ちで、いつも子どもたちに接していると話してくださった先生方。
子どもたちに対して真摯に、そしてあたたかく向き合う様子が素敵だと思いました。

 

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余談なのですが… お話を伺っている最中、この冬に人気があった催しとして、ペットボトルや段ボールなどでできた編み機を使った編み物が挙げられ、そのサンプルを見せていただきました。
そして興味津々にお話を聞いていく中で実際に作り方を教わることになり、取材を忘れてすっかり編み物に夢中に…でも当然時間内には編み終えることはできず、編み機ごといただいてしまいました。(取材に行ったはずなのに本気で遊ぶ私たち…すみません。苦笑)
帰宅してからも少しずつ編み進めていますが、 マイペース過ぎてもうマフラーの季節は終わってしまいました…次の冬に向けて頑張って編み上げます!笑

☆取材を終えて

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児童館に来る子どもたちの中には、なかなか自分が出せなかったり友達に認めてもらえないと感じている子もいるそうです。
でも、あいさつや交流を通して少しずつ仲間が増えていったり、開催される大会で優勝したり力を出せたことで周りから認められる…。そういう経験を自信に変えて成長する子どもたちの姿を、近くで見ていられることが嬉しくもあり楽しみだと話される先生方。

ギターを弾きながらいつもあたたかく見守っている須藤先生は、流しそうめんの装置や簡易編み機、道具を収納する箱、廊下に飾る季節の小物などたくさんのものを手作りされているそうです。この日も館庭で子どもたちの出入りを見守り声掛けをしていらっしゃいました。
新栄児童館は、先生方の手作りのあたたかさが至るところに感じられ、ここを楽しみに来る子どもたちの気持ちがよくわかりました。

館長の比護先生をはじめ先生方、たくさんのあたたかいお話を、どうもありがとうございました。

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 関連サイト

新栄児童センター

 

取材日:2015年2月12日

取材者:ともぞう、*あき*

作成者:ともぞう、*あき*