子育て応援隊 そうかでの子育てを応援している団体・個人です。

子育て応援コラム

2025/11/06

まちのこころ♥ソファー la passerelle

こどもの権利条例制定に向けた動き

草加市でも「こどもの権利条例」を制定しようとしています。また、「こどもの声を聴く仕組み」が「そうチャレ」という形で始動しているほか、自分たちのやりたいことを実現するために、日々考え、議論を重ね、夢の実現を応援するそうかこどもファンドの取組も行われています。
たとえば、自分たちが遊ぶ公園にタイヤを埋めたり、公園で花火を楽しんだり、お金の勉強をしてみたりと、やりたいことを形にするために、何が必要か、どんな準備が必要か、それにどれくらいの時間やお金がかかるのかを、すべて自分たちで考え、実行していくのです。
こうした活動を通じて、おとなとこどもが対等なパートナーとして話し合う場が生まれたり、おとなが気づかないことをこどもが教えてくれたり、逆にこどもがやりたいことを実現するためのより良い方法をおとなから学んだりと、相互に支え合う関係が築かれていきます。
このように「こどもの声を聴く仕組み」は活発に行われていますが、一方で、その活動の情報にたどり着けていない層がいるのも事実です。
たとえば、病気や障がいがあって思いを伝えるのが難しいこどもや、外国籍のこどもたちが、自分の困りごとをどう伝えればよいかわからず、支援につながりにくいという課題もあります。
そのような「声にならない声」をどうすくい上げていくかも、大きな課題です。
人権とは、すべての人が生まれながらにして当然に持っているものです。
その人権条約をもとに制定される「草加市こどもの権利条例」が、すべてのこどもに「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」を保障し、相談や救済までを含む総合的な条例となることを、心から願っています。
「条例なんてよくわからないし、自分には関係ない」と思っている方も、ぜひパスレルにお越しください。わかりやすくご説明いたします。
そして、すべてのこどもが自分らしく生きていけるよう、私たちはこれからもお手伝いしていきます。

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活動情報

名前(HN) :パスレル
私のプロフィール
こころ解き放つ多世代交流のフリースペースです。
誰もが安心して自分らしく生きて行くことに伴走します。
不登校支援を軸に、孤育て・孤食・社会的孤立・情緒的孤立・経済孤立などの解消を目指します。
レンタルキッチン、レンタルスペース完備。
同じ境遇や趣味を持つ仲間同士が気
軽に集える場となっています。