子育て応援コラム
2026/08/17
まちのこころ♥ソファー la passerelle
災害とこどもの権利
令和8年熊本地震で被災された方々、関係者の皆さまへ、心よりお見舞い申し上げます。
今回は、災害とこどもの権利というテーマを考えてみたいと思います。
大災害が起きたとき、避難所でどうしても後回しになりがちなのが「子どもの権利」です。特に、子どもたちが「避難所で遊ぶ権利」や、特別な困りごとを抱える「マイノリティへの配慮」は、命の安全と同じくらい大切なテーマです。
東日本大震災(3.11)のとき、避難所で「大人が大変なときに遊んではダメ」と我慢した子どもがたくさんいました。しかし、子どもの権利条約でも認められている通り、遊びは子どもにとって心の栄養であり、大切な「権利」です。
避難所での子どもの遊びを考えるときに、例えばダンボールハウス作りなどがあげられます。狭い避難所でも、ダンボールで自分だけの秘密基地を作るだけで、子どもたちは一瞬で笑顔を取り戻す事ができます。
また、お絵かきやカードゲームなどは、大きな声を出せなくても、トランプや静かにできる遊びを通じて、心の中に溜まった不安やストレスを吐き出す効果が認められています。
省スペースで遊べることを考えた時には、けん玉などは自分が立つわずかなスペースさえあれば、周りの邪魔にならずに遊ぶことができます。
そして、世代を超えた交流が生まれる効果もあります。子どもが夢中で練習していると、それを見たご高齢の方々が「こうやるんだよ」と技を披露し、自然と笑顔の輪が広がったという話を震災4年後の石巻で聞いたことがあります。
大きな声を出したり走り回ったりできなくても、こうした小さな工夫一つで、子どもたちは心の中に溜まった不安やストレスを解放することができます。避難所に安心して過ごせる居場所(チャイルドフレンドリースペース)を作ることは、子どもたちのトラウマを防ぐためにとても重要なのです。
同時に、私たちはいろいろな背景を持つマイノリティの子どもたちの存在にも、目を向ける必要があります。
発達障害のあるお子さんは、まわりの音が気になってパニックになってしまうことがあります。そんなときは、静かに心を落ち着けられるように、テントやダンボールで囲った専用の安心スペース(カームダウンスペース)があると救われます。
外国ルーツのお子さんは、日本語の案内が読めず、どこで遊んでいいのか分からず不安に震えているかもしれません。イラストを使ったやさしい日本語の案内を貼るだけで、その不安は大きく減らすことができます。
3.11の教訓を未来につなぎ、令和8年熊本地震を経験した今、私たちができること、それは、どんな子どもたちも「置いてきぼり」にしない避難所を作ることではないでしょうか。
大変なときだからこそ、「ここにいていいんだよ」と声をかけ合える、優しくて温かい避難所を大人の側がととのえていけたらと思います。もちろん、被災したすべての方々への配慮を忘れずに。
そのように思っています。
今回は、災害とこどもの権利というテーマを考えてみたいと思います。
大災害が起きたとき、避難所でどうしても後回しになりがちなのが「子どもの権利」です。特に、子どもたちが「避難所で遊ぶ権利」や、特別な困りごとを抱える「マイノリティへの配慮」は、命の安全と同じくらい大切なテーマです。
東日本大震災(3.11)のとき、避難所で「大人が大変なときに遊んではダメ」と我慢した子どもがたくさんいました。しかし、子どもの権利条約でも認められている通り、遊びは子どもにとって心の栄養であり、大切な「権利」です。
避難所での子どもの遊びを考えるときに、例えばダンボールハウス作りなどがあげられます。狭い避難所でも、ダンボールで自分だけの秘密基地を作るだけで、子どもたちは一瞬で笑顔を取り戻す事ができます。
また、お絵かきやカードゲームなどは、大きな声を出せなくても、トランプや静かにできる遊びを通じて、心の中に溜まった不安やストレスを吐き出す効果が認められています。
省スペースで遊べることを考えた時には、けん玉などは自分が立つわずかなスペースさえあれば、周りの邪魔にならずに遊ぶことができます。
そして、世代を超えた交流が生まれる効果もあります。子どもが夢中で練習していると、それを見たご高齢の方々が「こうやるんだよ」と技を披露し、自然と笑顔の輪が広がったという話を震災4年後の石巻で聞いたことがあります。
大きな声を出したり走り回ったりできなくても、こうした小さな工夫一つで、子どもたちは心の中に溜まった不安やストレスを解放することができます。避難所に安心して過ごせる居場所(チャイルドフレンドリースペース)を作ることは、子どもたちのトラウマを防ぐためにとても重要なのです。
同時に、私たちはいろいろな背景を持つマイノリティの子どもたちの存在にも、目を向ける必要があります。
発達障害のあるお子さんは、まわりの音が気になってパニックになってしまうことがあります。そんなときは、静かに心を落ち着けられるように、テントやダンボールで囲った専用の安心スペース(カームダウンスペース)があると救われます。
外国ルーツのお子さんは、日本語の案内が読めず、どこで遊んでいいのか分からず不安に震えているかもしれません。イラストを使ったやさしい日本語の案内を貼るだけで、その不安は大きく減らすことができます。
3.11の教訓を未来につなぎ、令和8年熊本地震を経験した今、私たちができること、それは、どんな子どもたちも「置いてきぼり」にしない避難所を作ることではないでしょうか。
大変なときだからこそ、「ここにいていいんだよ」と声をかけ合える、優しくて温かい避難所を大人の側がととのえていけたらと思います。もちろん、被災したすべての方々への配慮を忘れずに。
そのように思っています。
活動情報
| 名前(HN) | :パスレル |
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| 私のプロフィール | |
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「こどもにやさしいまち」は「どんなひとにでもやさしいまち」 パスレル(フランス語で架け橋の意味)は、多世代交流のフリースペースです。子どもたちを見守ったり、一緒に遊んだり、興味のあるセミナーに参加したり・・・ サロンでゆっくり過ごしていただいてもかまいません。 誰もがありのままの自分で安心して暮らせる地域を目指して。 パスレルからつながっていきませんか? |
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