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小学生の成長・発達

更新日:2025/11/28

 こどもの成長に大切なこと

小学1~3年生の頃

0313-01小学校生活に適応する基礎が身についていき、親から離れて外の世界にも関心がもてるようになります。自分から積極的にやってみようとする自主性が芽生える頃です。様々な経験を通して、やっていい事と悪い事の区別(道徳的な判断)や行動のコントロール ができるようになります。

この頃のこどもに大切なこと

★早寝早起き朝ごはんの生活習慣を身に付けましょう。
★意欲的に学習や運動に取り組めるように声をかけ、見届けましょう。
★自分でできるようになったことや、周りの人の役に立っていること、頑張っていることを認めて、励まし褒めてあげましょう。
★自然や命の大切さ美しいものに感動する心、善悪を判断する力、社会のルールを守ろうとする意識を育てる大切な時期です。様々な体験や活動に挑戦させましょう。
★こども同士のトラブルでは、こどもの言い分をしっかり聞いて親として冷静に答えてあげましょう。できるだけ自分で解決させましょう。
★親としての対応に悩んだり、解決が難しい時は、学校の先生にも相談しましょう。

小学4~6年生の頃

体の発達がさらに進み、体力や運動能力も向上します。学校生活にも慣れ、より広い環境で様々なことに挑戦しようとします。仲間と親しい関係を持てる力(社会性)も育ち、集団行動に自分から関わったり、遊びなどでは自分たちでルールを決めたり守ったりするようになります。自分を客観的に捉えた上で、自分のよさや可能性に気付き大切に思う気持ち(自己肯定感)を持つようになる一方、個人差も大きくなるため、劣等感を持ちやすくなる時期でもあります。

この頃のこどもに大切なこと

★早寝早起き朝ごはんの生活習慣を定着させましょう。
★こどもの長所や得意なこと、努力していることを認め、自信を持たせましょう。よい所を伸ばしていけるように励ましてあげましょう。(自己肯定感)
★学習や運動、手伝いなど様々な経験を積ませて「自分にもできる」という自信を育てましょう。(自己有用感)
★自分は家族の中でなくてはならない大切な存在なんだと感じる心を育てましょう。(自己有用感)
★友達同士のよい所を素直に伝えられるような声掛けをしましょう。(他者理解)
★こどもが失敗したり、友達同士のことで悩んだりしている時は、親がよい相談相手となってこどもの人間関係を支えてあげましょう。

関連サイト

保護者向けの子育てに関するリーフレット

早寝・早起き・朝ごはん

こども達の健やかな成長には、「早寝早起き朝ごはん」をはじめとした規則正しい生活習慣が大切です。

■早寝早起き よいリズム♪

人の生体リズムは脳が毎朝太陽の光を視覚で認識することによって調整しています。これを毎日同じ時間に繰り返していると、脳が認識し、次第に自然な目覚めと共に昼間に活発な「からだ」「あたま」「こころ」の動きが促されるようになります。また、成長に欠かせないホルモンもこのリズムに沿って分泌されるようになります。寝不足や不規則な生活リズムは、こうした物質の分泌に、影響を与えてしまい、心身の健康を損なう恐れがあると言われています。

■朝ごはんをしっかり摂ろう!

朝食を食べることはこどもにとっても大人にとっても、大切なことです。毎日朝食をとるこどもほど学力調査得点が高い傾向にあります。朝食でぶどう糖をはじめとする様々な栄養素を補給して、午前中からしっかり活動できる状態を作ることが重要です。朝ごはんのメリットは、栄養補給だけではありません。よく噛んで食べることは脳の消化器官を目覚めさせ、早寝早起きのリズムを付けることにつながります。
引用:できることからはじめてみよう「早寝早起き朝ごはん」PDF(文部科学省)

生活リズムを整えよう ~早起きから始めよう~

ポイントは「早起きから始める」「朝起きた時に太陽の光を室内に取り込む」ことです。
まず一週間、早起きをしてみます。起きると同時に、眠くてもカーテンをあけ、朝の明るい光を感じ取るようにします。夜は明かりを落として少し暗めにするといいですね。スムーズな入眠のためには、
・寝る前の1時間~数十分はテレビを消す
・ゲーム機器、タブレットやスマホの使用を控える
・ゆったりとした音楽をきく
・眠る前に本を読んでみる
・決まった就寝時間になったら自室やベッドに移動する などを試してみてください。

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関連サイト

「早寝早起き朝ごはん」全国協議会
こどものためのGood Sleep(睡眠)ガイド2023(厚生労働省)

バランスの良い食事

26041396こどもたちが健やかに成長していくためには、望ましい食生活を送ることが大切です。1日3食、主食・主菜・副菜を揃えた食事を摂るようにしましょう。

特に朝食は午前中の活動に必要なエネルギーや栄養素を摂取するためだけでなく、眠っていた脳や内臓を目覚めさせて活動的に1日を始める役割もあります。

こどもの肥満とやせについて

肥満
活動量の減少や偏った食事、夜型の生活習慣等が肥満につながることがあります。肥満は生活習慣病と呼ばれる2型糖尿病、脂質異常症、高血圧などの原因となります。過食になっていないか、身体活動や運動習慣の見直し等を行いましょう。

やせ
過度なダイエットは貧血や月経不順、将来的に骨粗しょう症につながるといわれています。また「食べない」といった無理なダイエットを繰り返すと、エネルギーを体脂肪として溜め込みやすい身体になります。間食や甘い飲み物等を控え、食事のバランスを整えて健康な心と身体で過ごしましょう。

関連サイト

お子さんの食事~楽しく美味しく~ 小学生以降の食事 
草加の学校給食レシピ集 お子さんが好きな給食メニュー♪レシピ動画もあります。 
食事バランスガイド 食事の望ましい組み合わせとおおよその量をイラストでわかりやすく

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楽しい学校生活を送るために

教育支援室では、お子さんの学校や家庭での様子に関する心配や困りごとについての相談を受けています。秘密は厳守していますので、安心して相談してください。指導主事、指導員、臨床心理士などが、相談支援にあたります。

教育支援室の相談

教育相談
○こどもが学校に行きたくないと言う・・・
○学校に行こうとすると体調を崩してしまう・・・
学校生活や家庭生活などでの心配事や困りごとについて相談に応じます。続けて相談が必要な場合は、継続して相談ができます。

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ことば・きこえの相談
○発音がはっきりしない・・・
○くり返したり、引きのばしたり、詰まったりして
 苦しそうに話す・・・
ことば・きこえ等の相談に言語聴覚士が対応します。

発達相談
○入学や進級に向けて学校生活で心配なことがある・・・
○ルールや約束事が守れない・・・
○一方的に話過ぎてしまう・・・
発達及び就学についての相談に臨床心理士が対応します。

教育支援室が行う相談案内

いじめについて相談したい

いじめの様子やこどもの様子、気持ち等について十分に相談することが大切です。まずは、学校に相談してください。その上で、必要な働きかけや支援を行っていきます。また、教育支援室でも相談を受けています。教育支援室では必要に応じて、関係課と連携し、臨床心理士等が保護者やこどもの支援相談に当たっていますので、いじめの様子を感じましたら気軽に相談してください。

不登校の相談

まずは、学校にこどもの様子や学校へ登校を嫌がっている理由を伝えましょう。そして学校と一緒に解決を図っていくことが大切です。
こどもが理由を言いたがらない場合でも、不安や悩みの要因がどこにあるか、学校と一緒に考えていくことが重要です。各校のスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、中学校に開設しているさわやか相談室(校区の小学生も相談可)でも悩みの相談に応じています。
また、教育支援室では、臨床心理士や指導主事等が登校について不安や悩みのある保護者やこどもの相談に応じています。
こどもの状況によっては、学校への復帰や自立を支援する「ふれあい教室」を活用することもできます。入級を希望する場合は、教育支援室または学校に連絡してください。
さわやか相談室

◆ぼっくるん隊の関連ページ◆
ぼっくるん隊が、教育支援室を取材してきました。
「学校に行きたくない!」 子どもの悩みにどう対応する?

関連ページ

悩んだら

関連サイト

いじめ防止に関すること
ここにもあります!相談できる窓口が。(政府広報オンライン)

発達が気になる子の相談

子育て支援センターの発達相談

子育て支援センターでは、こどもの発育・発達に心配のある方の相談を行っています。
・歩行が不安定で転びやすい、手や足の関節が固い、片足立ちやジャンプができない
・発達の心配、触られることや力加減が苦手、落ち着きがない、会話がかみ合わない、自閉症、学習障害
・発音が不明瞭、どもりがある、学校で話せない、場面緘黙
・言葉やコミュニケーションの不安など

こどもの発達について気になることや心配なことを子育て支援センター2階の『こども育成支援課」に来所、または電話でご相談ください。
ケースワーカーがこどもの様子や保護者の心配なことについてお話を伺います。希望や必要性に応じて、発達支援センター診療所をご案内します。

子育て支援センターの発達相談から専門支援への流れ

発達支援センター診療所の診察・個別療育

発達支援センター診療所(子育て支援センター3階)では、医師の診察(診断)を受けた後、個別療育、心理相談・発達検査等を行っています。診察や個別療育が必要であると医師の診断を受けた方が対象です。

診察及び心理相談
対象:おおむね小学6年生までのこどもとその家族
心理士(臨床心理士、臨床発達心理士、公認心理師)がこどもの発達について、医師の指示のもと、発達検査を行い、子育ての悩みに関して一緒に考えます。

個別療育
対象:原則、就学時期までを区切りとします。
専門スタッフによる理学療法・作業療法・言語聴覚療法を行います。

発達支援センター診療所の診察・個別療育

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思春期のはじまり

kodomo1思春期は小学校高学年からスタートします。こどもから大人へと心も体も大きく変化する時期です。身体的に男女の違いが生まれ、自立に向けて成長していきます。反面、反抗的になったり、不安定になったりしやすい時期でもあります。

 思春期 

思春期とは、第二次性徴(性ホルモンによる身体的変化)とともに、異性への関心が高まる、小学校高学年ごろから高校生ぐらいまでの時期を言います。対人関係が広がり、今までと物の見方が変わり、いろいろなことに気づき始めます。感受性や気分の高揚、不安や動揺などがみられる場合があります。

「反抗するようになったな」と親が思うのもこの時期です。親や大人にとって難しい年頃であるのは言うまでもありませんが、こども達にとっても、大変な時期と言えます。こどもと共通の趣味があると会話が広がり、お互いの理解も深まるかもしれません。成長を見守り、上手にサポートしてあげたいですね。

家庭でも性教育を

家庭でも、性のことを伝える必要があると思いますが、どのタイミングでどのように話すかを悩む方も多いでしょう。こども側からすると、聞きたくなかったという子もいれば、聞いてよかったという子もいる、とてもデリケートな話題です。

「相手を尊重する・理性・妊娠などへの責任・愛」など、こどもに理解して欲しい大切なことが多くありますが、そういった深い部分は、大人でも説明するのは難しく、簡単には出来ないですね。
例えば、「自分と同じように相手も大切な存在で、相手を大切にできる人は、自分を大切にできる人」そんな事から話しをはじめてみるのも、よいのかもしれません。
草加市中央図書館にも、こどもに「性といのちの大切さ」を伝えるための考え方と方法を紹介している図書が多数あります。調べてみるのもいいですね。

関連サイト

草加市立中央図書館
「命育」家庭でできる性教育サイト(Siblings)
からだのノート おとなになるということ(花王 ロリエ)

思春期の体調不良

思春期には、体と心の急激な変化に伴って、あらゆる面で変化が多く、さまざまな体調不良が現れることがあります。成長痛、過敏性腸症候群、ニキビなどの肌トラブル、やせ、過換気症候群、月経前症候群、摂食障害、偏頭痛、貧血、起立性調節障害などがあげられます。

思春期の体調不良には、食事、睡眠、運動の日常生活のリズムを整えながら毎日を過ごすことが大切です。十分な栄養と適切な睡眠時間を確保し、運動などのストレス解消につながることを取り入れましょう。不調が続く時は、早めにかかりつけの小児科を受診しましょう。学校生活に不安がある時は学校にも相談してください。
体の発達にも個人差があります。周りの子と比べて、第二次性徴(初経や精巣の発育、乳房の発育、声変わりなど)が現れるのが、極端に早い、または遅いと不安に感じる場合は、一度小児科に相談してください。

関連ページ

知りたい>市内の小児科

こどもの安全について考えましょう

こども達の周りには、多くの危険が潜んでいます。事件や事故の被害からこどもを守るためには、地域による見守りだけではなく、こども自身が、自分で身を守る方法を身につけていくことも必要です。日頃から、親子で防犯について話し合いましょう。

こどもを守る「4つの約束」

1、ひとりにならない
  ひとりでいるこどもが不審者に狙われます。
  登下校の際などもなるべくひとりにならないようにしましょう。
2、ついていかない
 「お菓子をあげるよ」等の言葉で、こどもを誘う不審者もいます。
  知らない人には絶対についていかない。
  知っている人でも家族に黙ってついていかないように、家庭で繰り返し指導しましょう。
3、大きな声で助けを呼ぶ
 「怖い」と感じたら、大きな声で周りの大人に助けを求めましょう。
4、出かける時は、家族に知らせる
 「誰と・どこで・何時まで遊ぶか」を、家族に伝えてから出かけることを習慣にしましょう。

防犯のポイント

1924138留守番する時
□家にいる時も玄関、窓に鍵を掛ける
□家に人が訪ねてきても、直ぐに玄関を開けない
□インターホンで確認する
外出時に気をつける場所
□人通りが少ない場所→急に近づいてくる人に気をつける
□公園→死角になる見通しの悪い場所では遊ばない
□駐車場→「車で送ってあげる」等と言われたら逃げる
防犯ブザーの活用
□防犯ブザーをいつでも出せるようにする
□定期的に電池交換をする
□いざという時に使える練習をしておく
 

こどもの交通安全

こども達を交通事故から守るため、道路の正しい歩き方、安全な横断の仕方、信号の正しい見方など、日頃から、交通ルールやマナーを守る事の大切さを、繰り返し教えましょう。

習慣にしましょう「4つの約束」
止まる:道路を渡る前に、必ず止まりましょう。
見る:飛び出しは大変危険です。右・左の安全をよく見て確かめましょう。
待つ:右左の信号が赤になっても前の信号が青になるまで待ちましょう。
確かめる:渡るときは、もう一度、車やバイクが来ないか確かめましょう。

交通安全は家庭から
いつもこどもとふれあっている保護者の皆さんは、交通安全の良き指導者です。「家族全員でこどもを交通事故から守る」という自覚を持つことが大切です。

道路を横断するときは、手を上げましょう(ハンドサイン)
「手を上げて」運転者に対して横断意思(ハンドサイン)を明確に伝え、安全に道路を横断しましょう。

kodomo3通学路を一緒に歩きましょう
新入学(園)児のお子様をもつ保護者の皆さんは、入学前にお子様と一緒に通学路を歩き、道路の正しい歩き方、安全な横断の仕方、信号の正しい見方等の基本的な交通ルールをお子様に伝えてください。

自転車は車両の仲間です
就学前や低学年で、自転車に乗ることができるお子様もいますが、交通ルールや安全な乗り方をしっかり覚えるまでは、大人が見守る中で自転車に乗せるようにしましょう。
また、安全のために自転車乗車用ヘルメットを着用させましょう。

関連サイト

子供を犯罪から守るためのポイント(埼玉県警察)
こどもの交通安全(埼玉県警察)

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