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はじめての外出

更新日:2024/03/12

 お外デビュー

はじめての外出はいつから?

新生児期(生後28日まで)の間は、赤ちゃんもママも体を休めた方が良いので、どうしても外出しなくてはならない用事がなければ、できる限りおうちの中で過ごす方が良いでしょう。
1か月健診が終わって少しずつ赤ちゃんのお世話に慣れてくると、ママも赤ちゃんと「お外に出てみようかな?」という気持ちになるかもしれませんね。
赤ちゃんとママの体調に問題がない場合は、それくらいの時期から外出を始めるママもいますが、「予防接種が始まってから」「首がすわってから」など、それぞれの家庭の事情や気候に合わせて、くれぐれも無理のないようにしてください。

最初のうちは短時間で

baby_car_motherはじめは数分程度、おうちの近所でお散歩から始め、ちょっとずつ時間や距離をのばしていきましょう。人混みの多い場所・時間は避け、おうちの中と外の気温差がなるべく少ない時間帯を選び、短時間でも赤ちゃんの安全のためにベビーカーや抱っこ紐を使用してください。
気温差・冷暖房対策として、すぐに着脱できる上着・汗とりガーゼなどがあると安心ですね。

外出当日は、赤ちゃんに熱はないか・下痢をしていないか・ご機嫌はどうかなどを確認し、様子次第では予定を延期する勇気も必要です。
赤ちゃんとの外出はワクワクすると同時に、緊張や不安もあると思います。おうちに帰ったら、ゆっくりと体を休めてくださいね。

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外出先でのお世話

家では赤ちゃんのお世話ができていても、外出先では場所が狭く思うようにできなかったり、いざ授乳やおむつ替えをしようと思っても、できる場所がなかなか見つからないこともあります。
外出をする前に、授乳・おむつ替えができるスポットや、どんなグッズがあれば便利か調べておくと安心ですね。

赤ちゃんスマイルすぽっと・赤ちゃんの駅

akatyan-stetionakatyan-spot草加市内には「赤ちゃんスマイルすぽっと」、埼玉県全体では「赤ちゃんの駅」という名前で、周りに気兼ねなく子どもの授乳やおむつ替えができる場所を市の公共施設、保育園など子育て関連施設を中心に設けています。無料で利用でき、利用可能な時間は施設によりさまざまです。
※「赤ちゃんスマイルすぽっと」「赤ちゃんの駅」の両方に登録している施設と、どちらかだけに登録している施設があります。

おむつ替えのポイント

3da9d969a31ea110ae512b8800615f4a_t紙おむつ専用のごみ箱がない施設もあるので、使用済みのおむつを持ち帰るためのビニール袋を用意しておきましょう。消臭機能が付いた物もあります。
共同で利用するおむつ替えスペースでは衛生面が気になることもあります。おむつ交換台が汚れていたり、また、汚さないためにおむつ替えシートを持参するとよいでしょう。アルコールで拭けるシートや除菌ジェルなどがあるとさらに安心ですね。
おむつ交換台を使用する場合は、赤ちゃんが台から落ちないように必ずベルトを利用し、「ちょっとの間だから・・・。」と赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。
新しいおむつ・着替え・おしりふきなど必要なものをひとまとめにしてカバンの中に入れておくと、短時間で手早く済ませることができます。
ママの荷物を置くスペースがない場合もあるので、S字フックがあると荷物をかけることができて便利です。

授乳のポイント

母乳の場合、服装は授乳がしやすいものを選びましょう。前開きタイプや授乳口が付いている洋服だと、赤ちゃんが待つ時間を少しでも減らすことができます。
授乳室は個室や半個室になっている所ばかりではないので、授乳ケープがあると安心ですが、もしなかったとしても大判のストールや赤ちゃん用のブランケットの端を結んだり、ヘアクリップで止めることで代用ができます。
ミルクの場合は、キューブタイプ・スティックタイプが携帯に便利です。外出先でミルク用のお湯が用意できそうにない場合は、お湯と湯冷ましを持参しましょう。0か月から飲める液体タイプのミルクもあるので、液体ミルクが飲めるようであれば哺乳瓶にうつすだけですぐに授乳ができます。

おうちと違う雰囲気だと、赤ちゃんもママも落ち着かず普段より授乳に時間がかかってしまうかもしれません。余裕をもった外出スケジュールをたてましょう。

関連サイト

赤ちゃんスマイルすぽっと(草加市に登録)
赤ちゃんの駅(埼玉県に登録)

関連ページ

子育てマップ>赤ちゃんスマイルすぽっと・赤ちゃんの駅

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遊びに行ってみよう

どこに遊びに行く?

friends_mamatomo2遊びに行くといっても、まだ歩かないし、言葉もうまく話せないし・・・と思っているママもいるでしょう。
赤ちゃんは他の子どもを見ることで、たくさんの刺激をもらい、勉強をしています。
乳幼児の遊び場は、子どもを遊ばせるだけではなく、ママたちの交流場所、相談場所でもあります。ママが「誰かとおしゃべりしたい」という時でも、遊びに行ける場所です。
草加市には、主に0歳~3歳(4歳になる前日)まで遊びに行ける「つどいの広場」や、4つのコミュニティセンターで定期的に実施している0・1・2歳クラブ、公民館・文化センターの乳幼児向け事業など、様々な遊び場があります。
遊び場はそれぞれ雰囲気や開催しているイベントが違うので、赤ちゃんと自分に合ったペースで利用できるところを見つけてみましょう。

まずは場所に慣れよう!子どもと楽しもう!

遊び場には色々な親子が遊びに来ていますが、初めて行く場所はママも赤ちゃんも緊張して、誰かに話しかけるのはなかなか勇気がいると思います。
最初は、場所に慣れるために周りを見回してみて、ママと赤ちゃんとでゆっくりと楽しんでみてください。
「おもちゃがあるね」「これはなんだろうね」と過ごしているうちに場所になじんで、次第に緊張もとけていきます。
スタッフが常駐している遊び場もあるので、「初めて来ました。」とお話しをしてみると、緊張がとけるきっかけになりますよ。

どんなことを話してみる?

何度か遊び場に行くうちに、同じタイミングで遊びに来ている親子と自然と顔見知りになって、あいさつなど言葉を交わす機会が増えると思います。
離乳食のこと、育児グッズやお出かけ先の情報、保育園や幼稚園のこと・・・子育ての中で気になっていることを話してみましょう。
遊び場には様々な月齢の子どもたちが遊びに来ているので、自分の赤ちゃんよりちょっと上の子のママに、これからの育児のことを相談してみるのもいいですね。
今はインターネットなどで色々な情報を得ることができますが、遊び場では、身近にいるママだからこそ知っている地元のイベントや子育て情報などを教えてもらえるかもしれませんよ。

関連ページ

子育てコンパス>子育て家庭全般>外遊び
行きたい>交流・遊び場>乳幼児の親子
行きたい>公園・広場

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つどいの広場

「つどいの広場」で遊び場デビュー

はじめてのおでかけでオススメなのが「つどいの広場」です。草加市内には9か所あります。
つどいの広場は、主に0~3歳の乳幼児と保護者が気軽に集い交流できる場です。
ママ以外にも、パパ・じぃじ・ばぁばと一緒に遊びに来ているお子さんもいます。
つどいの広場には見守りスタッフが常駐しています。利用方法を教えてくれたり、保護者がトイレに行く際に遊んでいる子どもを見守ってくれます。また、スタッフは見守りだけでなく、子育てで気になっていることやお話ししたいことなどを聞いてくれるので、気軽に声をかけてみてください。
児童館・児童センター、miraton、児童クラブ内にある「つどいの広場」は無料で利用できます。

*有料のつどいの広場*
親子のひろば のび~すく旭町、親子のひろば のび~すく青柳、つどいの広場 ばぶハウス、草加市つどいの広場 きらりんの4施設は、民間の子育て支援団体が運営している有料の広場です。
定期的に、誕生日会・季節の行事・工作・手遊びなどのイベントや、ママ向けの講座が開催されています。
イベント・講座は定員があったり予約が必要なものもあるので、各施設のホームページや毎月のお便りで確認してください。

◆ぼっくるん隊の関連ページ◆
ぼっくるん隊が市内のつどいの広場(9か所)を取材してくれました。
行ってきました(2017年)
※各施設の内容は取材当時のものです。最新の利用方法・料金等については、下記関連ページのリンク先で確認してください。

関連ページ

行きたい>乳幼児の親子>つどいの広場
あそび場などのお便り

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「チャイルドシート」で安全に

自動車の運転者は道路交通法第71条で「チャイルドシートを使用しない6歳未満の幼児を乗せて運転してはならない」と決まっています。
自分では安全運転を心がけていても、不意に事故に巻き込まれることもあります。
子どもは交通事故の危険性を理解し、車に乗る時に自分で自分の身を守ることはできないので、親は子どもの安全を確保する責任があります。
万が一の時のリスクを減らすため、子どもを車に乗せる時にはチャイルドシートを利用しましょう。

チャイルドシート不使用者の致死率は適正使用者の約5.3倍

警察庁と一般社団法人日本自動車連盟(JAF)が、2022年に実施したチャイルドシート使用状況の全国調査の結果では、全国平均の使用率は74.5%と、約3割近い人が使用せずに車を運転していたことがわかりました。
「抱っこしていれば十分」と考えている方もいるようですが、交通事故で車が衝突する時のエネルギーは想像を超えるものです。
自分の車だけでなく、実家や友だちの車に乗る時にもチャイルドシートは利用するようにしましょう。

使用期間はどのくらい?

チャイルドシートが法律で義務付けられているのは、 生まれて間もない乳児~6歳未満の子ども です。car_childseat-1-252x300

ただし自動車に付属しているシートベルトは身長が140cm以上ある人(おおむね小学4年生の平均身長)を想定して設計されています。身長が低すぎると適切な位置で子どもの体をシートベルトで固定できません。法律では6歳になればチャイルドシート卒業ですが、身長が140cm以上になるまではジュニアシートを使用したほうが安全と言われています。年齢・体形にあったチャイルドシートを使用するように心掛けましょう。

チャイルドシートに乗せるコツ

チャイルドシートに慣れるまでは、乗せると泣いて嫌がる子もいます。車に乗る時にチャイルドシートを嫌がる理由としては、
・ベルトで締め付けられる感覚が窮屈
・夏場や冬場でチャイルドシートが熱く・冷たくなっている
・車内のにおい
などが考えられるので、泣く度にバックルを外してすぐ抱っこするのではなく、まずは車内の環境を整え、「ベルトが体のどこかに当たってないか」「服がよじれてないか」、シート周りをチェックしてあげましょう。チャイルドシートを快適にするため、保温保冷シートや遮熱カバーなど、専用グッズを使用すると赤ちゃんが落ち着く場合もあります。
移動の途中には少なくとも2~3時間に1回は休憩をはさみ、チャイルドシートから赤ちゃんをおろしてあげましょう。
最初は嫌がっていた子も次第に慣れていきます。誰のための安全なのかを考えて、正しく・しっかりと着席・装着させましょう。

グズりを防止するために

・装着時は、笑顔で明るく声掛けしながら手早く着けてあげましょう。
・吸盤でつけられるミラーを取り付け、運転中も姿を見られるようにすると、お互いに安心しますよ。
・おもちゃなどを「吊るす」「手が届くところに置く」「目に留まる」ようにしてあげましょう。
・お気に入りの音楽やDVDを流してあげましょう。
・運転中も名前を呼ぶなど、こまめな声かけをしてあげましょう。
・チャイルドシートを実際に車で使用する前に、家の中で乗せて慣れさせておくのもおすすめです。

関連サイト

子供を守るチャイルドシート(警察庁)
はじめてのチャイルドシートクィックガイド(JAF 一般社団法人・日本自動車連盟)
チャイルドシートコーナートップ(国土交通省)

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子ども乗せ自転車

子どもを同乗させられる自転車

oyako2rinori自転車には、電動アシスト機能付きや変速機付きなどもあります。
①前輪側に子どもの座席がついた自転車
②後輪側に子どもの座席がついた自転車
③前後に子どもの座席がついた自転車(幼児2人同乗用自転車)※
※幼児2人同乗用自転車に対する安全基準は、2009年7月1日の道路交通法規則の一部改正に合わせて生まれた、新しい安全基準です。
安全基準を満たす自転車に限り、幼児2人を同乗させられます。
安全基準を満たした自転車には、「BAAマーク」と「幼児2人同乗基準適合車のマーク」がついています。

自転車に同乗させる年齢

自転車用幼児座席は1歳から利用可能となります。
自転車での設置が前部・後部に関わらず、頭の部分を覆うヘッドガードがあるものが適合となります。

前部 1歳~4歳未満・身長100cm以下 後部 1歳~小学校入学まで・身長115cm以下
15kg以下用 体重8kg以上15kg以下の幼児(目安身長70cm以上100cm以下)が使用する幼児座席
22kg以下用 体重8kg以上22kg以下の幼児(目安身長70cm以上115cm以下)が使用する幼児座席

警察庁の「幼児2人同乗用自転車」検討委員会・経過報告書には、1歳未満の幼児はまだ首がすわっておらず、かつ、ヘルメットの重量が加わると、同乗時だけでなく転倒時にも頸部への負荷が大きくなるとの指摘があり、1歳未満の幼児を自転車に同乗させるのは避けるべきである、と記載されています。

また、前に乗せる場合と、後ろに乗せる場合で、対象年齢や体重制限が異なる場合があります。
自転車や座席メーカーの推奨年齢を確認してください。

子どもを同乗させる時のルール

前抱っこでの乗車はできません

一般の自転車
16歳以上の運転者は、幼児用座席を設けた自転車に小学校入学までの幼児を1人に限り乗車させることができます。さらに運転者は、4歳未満の幼児1人をおんぶ紐等で背負って運転できます。

幼児2人同乗用自転車
16歳以上の運転者は、幼児2人を同乗させることができる特別の構造又は装置を有する自転車(幼児2人同乗用自転車)に小学校入学までの幼児2人を乗車させることができます。

※幼児2人を乗車させた場合、運転者は幼児を背負って運転することはできません。

自転車に乗る前の注意点
乗る際にはかかとの低い靴を着用し、幼児には必ずヘルメットを着用させてください。また、走行する前には幼児座席のシートベルトなど安全対策の確認をお願いします。

乗せ降ろしの際の注意点
幼児を乗せたり降ろしたりするときは自転車を平らで安定した場所に止め、スタンドやハンドルをロックし、周囲の安全を確認した上で行ってください。
3人乗りの場合、乗せるときは後部座席、前部座席の順に幼児を乗せ、降ろすときは前部座席、後部座席の順に幼児を降ろしましょう。

関連サイト

自転車に幼児を乗せるときの注意点はありますか
自転車の交通安全
自転車を安全に利用するために(埼玉県警察ホームページ)

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