更新日:2023/12/08
初めての慣れない子育てや、大人の目線で考えた家具・生活用品の配置などが原因で、子どもの事故を招いてしまうことがあります。思いもよらないことや、ちょっとした不注意が子どもの事故につながります。
子どもの事故にはどんなものがあるのか、どのように注意したらよいのかを知り、子どもが生まれる前に準備をしたり、年齢に応じた対策を立てたりして、事故を予防しましょう。
おもな子どもの事故
種類 | 説明 | 原因となる物や場所(例) |
窒息 | 鼻や口がふさがれた状態や、のどがつまったり、首が締め付けられたりしたことが原因で、気道が塞がったり、酸素が欠乏して呼吸ができないこと | ふかふかの寝具やクッションなどで鼻や口がふさがれる 口に入る大きさのおもちゃや飴などを飲み込んでのどがつまる 車のシートベルトで遊んでいて、首に巻きつく |
溺水(できすい) | おぼれて窒息すること | 浴槽、プール、川、池など |
誤飲・誤嚥(ごえん) | 食べ物や飲み物以外のものを間違って飲み込んでしまうこと | タバコ、薬品、化粧品、お酒、電池、おもちゃなど |
熱傷(やけど) | 皮膚にお湯などのあついものがついておこる傷害のこと | やかんやポットのお湯をひっくり返す アイロンやストーブ・炊飯器や加湿器の蒸気に触れる |
転落 | 段差があるところから落ちてしまうこと | 階段、ベッド、椅子、ベランダ、窓など |
外傷(けが) | 指はさみ・打撲・切り傷など | ドアの開閉時に指をはさむ 家具の角に頭を打撲 歯ブラシをしながら転倒 転んで前歯を打撲 カミソリに触る |
参考サイト
子どもの事後防止の大切さを理解し、事故防止のための行動ができるように、下記のサイトでは、事故別の応急手当の仕方、年齢別(おもに0~6歳)によくある事故について紹介していますので、参考にしてください。
こどもの事故と対策(こどもの救急 ONLINE-QQ)
子どもを事故から守る!事故防止ハンドブック(2023年1月) こども家庭庁
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(2017.4.24)